建築実績

日光・木立の別邸 case study

日光・木立の別邸

木々が静かに息を吐き、小川がせせらぐ森の中にあるK 様邸は、老後を見据えた夫妻の別邸として母屋の北側に建てられました。山から切り出した日光の貴重な無垢の木をふんだんに使った、木の香り漂う小さくとも豊かな住まいです。南側が母屋のため、敢えて西側に大きく開口部を設けていますが、背の高い木立のおかげで強い日差しが程よく遮られている為、キッチンから続くリビングの窓からは、木々の間から柔らかな苔に光がさす神秘的な光景を眺めることができます。この趣がある木立は同時に湿気に悩まされる原因でもありましたが、新しい住まいではその問題を解決。床には年月を経て色合いが深まる無節の日光檜を使い、天井には美しい木目と深い赤みの色味が特徴の日光杉を使っています。無垢材と珪藻土の壁に囲まれた、暮らしやすさと快適さを感じられる住まいとなりました。

 

 

 

杉の一枚板でできた扉には、K様のご希望である桜の印。

 

天井には美しい木目と深い赤みの色味が特徴の日光杉を使っています。

 

 

 

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