烏山・古民家の家

60代のお施主様ご家族が猫と暮らす家。良質な木材をふんだんに使いながら、木部を自然塗料で着色したことで、古民家のような落ち着いた和の空間に仕上がりました。LDKにはローテーブルを配し、キッチンは床座の暮らしに配慮し目の高さに合わせて一段低くしています。キッチンの格子窓を隔てた向こう側は、友人をもてなしお酒を楽しむための、スキップフロアの小部屋。大人が豊かな暮らしを愉しむための家です。新しい空間で古材の演出はともすると軽い印象を与えかねないため、素材の良さと品格を感じられるよう、明暗のバランスを熟考しています。